ウィズコロナ、アフターコロナ。新しい常識が始まると感じさせる、小さなニュース。
「都心でオンライン接客」…業界紙の小さなニュース。
少し前だとappear in、今だとZOOMなど、オンラインで会議や資料共有ができるインフラは整っていたのはもはや常識の範疇なのですが、今までは「内側」でしか使われてきていない状態だったと思います。
「オンライン接客」。現役の世代からすると、驚くほど新しいことでもなく、容易にイメージできる範疇の話です。しかし、これを営業・接客(外側)で使うことには、不動産業界に半分足を突っ込んでいる私からすると、ビッグニュースに感じられます。
私がいつも接している不動産販売の業界においては、多額の販売予算が準備される割に、新しい技術の導入に関して比較的保守的な印象を持っています。商品の性質上、様々なバイアスがかかって新しいことに挑戦しにくい業界であることは確かなのですが「勿体ないな」と思うことがあったというのも確かです。
今までの不動産販売・販促の手法を振り返ってみると「業界大手のやり方に習う」ことから「常識」が生まれてきたと見ることが出来ます。
そういう意味で、三菱地所レジデンスの取り組みに関する小さな記事は、ウィズコロナ、アフターコロナの新常識を脳内に描かせるには十分なニュースでした。
人と人、人と情報の関わり方が変わってくる。それじゃ伝わらないと考えていたものが、それでも伝わる世界になる。
この挑戦が近い将来の新しい常識になるよう、是非一定の成功を収めてほしい。弊社としても大変興味深い動きです。